退屈しのぎの好奇心

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第1章~ワイシャツの中身~

先に断っておくと、俺は別にゲイでもないし、男同士のセックスに興味があるからこんなことをしたわけでもない。

ただ退屈だったから、……それだけ。



床には男物のズボンと下着がそれぞれ2着ずつ脱ぎ捨てられ、ボタンの外れたワイシャツだけを身にまとった、まだ大人になりきれていない男子2人がベッドの上で荒い息を吐き、揺れていた。


「はぁ…ッ、う、ぁあ……凪…ッ」

ねぇ、どんな感じ…?男に抱かれるって」

「うるせ……ッ、今、変なこと聞いてくんな…、ぁッ」


俺に組み敷かれ、圧迫されたような呻き声を上げるのは、イツメンの1人であるだった。

の汚い場所に俺は性器を押しこんで出し入れしている。

が声を漏らす度に逞しく浮き出た喉仏が微妙に上下する。

それを見た瞬間、冷えた空気が背後を襲い腰が抜けそうになった。


誰にも言えやしない関係、気持ち悪いと罵られるだろう。

それでも結合する2人に襲うのは気持ちの良い刺激だけだった。

汗の滴る首筋に舌を這わすことも躊躇わずに、ただお互いの快楽を求めあっている。


こんな関係になってしまった原因は全て、慧が詰まらない奴だったから。