リバーシ

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興味本位で読んだ『性欲の科学』って本に書いてあった一文でずっと躊躇っていた事を実行する勇気が持てた。


「ヒロト、っ……もっと、ぁあんっ、激しぃ!」


痛いくらい激しいのが好きで、喘ぎにもぶりっ子して高めの声を出す私。

普段は、そう、ドのつくM。


「おら、もっと泣けよ」

「……ッ」


対照的にドのつくSな彼氏のヒロト。


激しい腰つきに合わせて乳首を乱暴に捏ねまわす。

私を見下す目は酷く冷めていて、だけど口元は歪んでいて楽しそう。


――まただ、この顔を見るとあの感情がふつふつと湧きあがってくる。


“このドSなヒロトを泣かせたい”


「ぁああ、もうイっちゃうーッ!」


いつもイかされて頭が真っ白になる。

すごく気持ちが良くて、ヤル度にヒロトから離れられなくなる。


依存していく。


依存させたい――……。