リバーシ

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いつもなら私に掛けなきゃ気が済まない、って感じなのに。


「まさか自分のお腹に掛けちゃうなんて、気持ちかったの?」


くすくす嘲笑いながらヒロトのお腹を汚した白濁の液を掬い取る。

相変わらず悔しそうに唇を噛んでいるけど頬が微かに赤くなっていたのを見逃さない。


「顔赤くなってる~。恥ずかしがっちゃって、かわいっ」

「恥ずかしがってねえっつの……」


イッたばかりだからか声もか弱くなっちゃってる。


「舐めて綺麗にしてあげるから、機嫌直して?」

「……ッ!」


精液を舌で掬い取るように舐め上げる。

掬い取って口の中に溜まったものを時折飲み込んで綺麗にしていく。


「ぁ、く……はぁ……」


段々この快感になれてきたのか、ヒロトは素直に声を出すようになって来ていた。


可愛い、男の癖にこんなに可愛い反応するんだ。

さっきまで萎えていたヒロト自身もまた大きくなって貞操帯の中でキツそうにしている。


「もう、ヒロト可愛いよぉ……」


興奮気味に呟いて首筋を舐め上げ、耳の裏辺りに吸いついた。

ちゅうちゅうと音を立てて吸っていると、


「可愛いとか、可笑しいんじゃねえの……ッ」


ヒロトが精一杯の悪あがきをした。

その憎まれ口さえ可愛くて、唇を口に含むように舐めた。


「ん……ッ」


熱い息が私の唇に吹きかかるのも心地よくて貪るようなキスを繰り返す。

それと同時に自分の服を脱いで、乳房を露わにした。

ヒロトのせいで乳首が勃っちゃってる。


「ほら、ヒロト、私に愛撫したいんでしょ?」


目隠しを乱暴に外して瞳の奥を覗き込んで、ドキッとした。

あのドSなヒロトが水分を含んだ眼でこっちを見ていたから。


「泣きそうになってるよ?ヒロト……」

「ちげえし……」

「だって、今にも涙が落ちそうだもん」

「うっせぇな、愛撫させろよ!」


折角可愛いと思ったのに、カチンときて胸を顔に押し付けてやった。


「うわっ……!」

「ほら、早く舐めなさいよ……ッ、泣きたいほど舐めたかったんでしょ」

「だから違ぇ……ッ、このッ」

「んぁッ!」


思った通りヒロトは歯を立てて乳首を吸い上げた。

だけど、もともとドMな私にとってそれは快楽でしかない。


「もっと、もっと強く、痛くしなさいよぉッ!」

「……ッ」


ギリッと歯を軋ませて、噛み千切られそうな痛みが走る。


「ぁあんッ!」


それが、気持ちいい……ッ!