ラストラブアフェア

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ラストラブアフェア

「菜子……」


服を脱がせながら首筋や鎖骨、肩に吸い付いて痕を残してく。


「いやっ、や……」

「ん……?」

「最後なのに、痕いっぱい残さないで……」


唇を離して顔を覗き込んでみると涙を浮かべていた。


「なんで?」

「だって、だって……、痕が消えてくのを見たら余計辛いよ、いやなの」

「そっか、辛くなるっていいね、それ……」

「んんっ、やぁ!」


最後に胸の膨らみに吸い付いた。

強く吸って鬱血させて、濃い痕を残す。

その後は唇で好きな部分に触れた。


感じやすい乳首、くすぐったそうに身を捩るおへそ、もどかしそうにした太もも、恥ずかしいと顔を隠した割れ目、汚いからだめと泣きそうになったお尻の穴。


唇で優しく触れて、そっと舐めた。

汗が滲んでいてどこもしょっぱい。

愛おしいこの味も今日で最後なんだな、と他人事のように考えながら味わった。


「あんっ、はぁん、ああ……ぐす、ヒロト……」


泣きながら感じてる姿は可愛くて、別れが惜しくなる。

だけどきっと、寄りを戻しても無意味なんだ。


「菜子、泣くなよ」

「んっ」


涙を舐め取りながら、濡れた秘部に自身を当てがう。


「最後だな、これで」

「いやっ!」


首を振って涙を溢れさせた彼女に構わず根元まで一気に押し込んだ。


「ああぁあんっ!」

「はぁっ、くっそ、気持ちいい……」

「いや、最期なんて、やぁッ!」


泣きじゃくる彼女の上で腰を動かし、快楽に酔いしれた。


やだ、やだと胸を叩かれる。

愛おしくて壊したくなるほど可愛い。

俺だけ見てくれれば、俺だって別れたくなかったよ。


「菜子、愛してた……」

「んっ、ふ、んんっ……!」


暴れるなこを包むように抱き締めて、唇を貪った。

舌を絡め、唾液を流し込み、出し入れを繰り返す。

膣内は温かく絡みついてきた。

粘膜が擦れ合う度に、菜子と俺はより深く繋がれる。


だけど、心はもう――戻らないんだ。

最後だからこそ堪能出来る菜子の中は最高に気持ちが良くて、ずっと入れていたい。


「好きだよ、菜子。はぁっ、菜子ッ」

「じゃあっ、じゃあ別れるなんて言わないでっ、最期なんていや!」

「別れるよ、好きだけど、終わりだ」

「あぁッ、ヒロトっ、ヒロトじゃなきゃ嫌だよぉっ!」


最期の最期で俺は幸せを沢山もらった。

菜子からの愛を感じた。